平成25年12月9日 定例勉強会リポート

ヘルパーとしてALSの家族様から学ぶ

場所:あいの実事務所

講師:日本ALS協会 宮城支部顧問 和川はつみ様

今年も最後の定例勉強会となりました。今回はALSについての理解を深めました。ALSの利用者様を多く抱えるあいの実では、ヘルパーたちのALSに対する関心も非常に高く、興味深く話を聞くことが出来ました。

参加者の声

  • ご家族のお気持ちが聞けて良かった。まだまだ難しいが、利用者様の手と足になれるよう成長し、信頼関係を築けるよう努力したいと思った。物理的には妻が大変だけど、精神的にはご主人に支えられていたという言葉が印象的だった。前向きにALSと関われたことが誇り、という言葉に励まされた。
  • 良い人間関係をつくることがよいヘルパーになれるということがよく理解できた。相手の事を分かろうとするより、自分の事を分かってもらう方がよいので、もっともっとコミュニケーションを取っていきたいと思った。多くの経験を話して下さり、とても感動した。
  • ALSの利用者様の中でも、新人ヘルパーの方が、他の家のやり方が身についていないため良いこともあると知った。そのことを聞いてALSの方の介護は特に利用者様に合わせたやり方を行う大切さが理解できた。ALSの利用者様は脳が生きている分、苦労したり大変な所もあるが、返ってくることも多いとの話を伺って、共感できることが多かった。今回の勉強会では、ALSの利用者様ご本人や、ご家族の、普段ケア中では気づかない心の内やご苦労が聞けて大変良かった。今後ケアに役立てていきたい。
  • 信頼関係を築くために、自分の事を話したり、趣味の話などをいきいきと話すこともできるということが分かった。自信を持って介護できるよう、日々の生活も充実させたり、趣味を持ち楽しんだりすることを大切だと思った。ケアについては一人一人利用者様によって望みが違うので、自分の方法や、先入観で行うことがないようにしたい。私たちと同じように、日々一生懸命生き、もっと生きたいと感じておられると分かったので、その方の望みや好みに合ったケアを行えるようにしたいと思う。
  • 勉強会に参加させていただいた後、自宅で「ゆつける」を3冊読ませていただきました。生きさせたい、生きたいと訴えの気持ちがすごく伝わり、これからも勉強の為に「ゆつける」が発行されたら読ませていただきたいと思いました。生きることを支援していると自分に自信を持って胸を張っていけるように頑張りたい。現実は厳しい中、前向きに生きている姿、介護されている方の姿は素晴らしいと思いました。ヘルパーも現実は、たくさんのストレス(精神的)にも疲れてしまう時がありますので、その気持ちを考え頑張っていきたいと思った。
  • ヘルパーの手は魔法の手。どんな機器よりもヘルパーが触れることの方がよっぽどパワーがもらえると知った。どんなに気に入ったヘルパーでも、10年経つと卒業させてあげて、次のヘルパーさんに泣く泣く入ってもらい、新しい方に育っていてもらう。一言ひと言に重みがあり、励まされました。ありがとうございました。
  • 和川さんに入っていた当時のヘルパーさんは一緒にどこにでもついてきてくれたが、今は介護保険とか移動支援のしがらみがあって、ままならないのが残念というはつみ様の言葉が印象的だった。ALSに入っている各ヘルパーの努力・葛藤・悩みを聞けて良かった。ヘルパー同士、なかなか胸の内や本音をさらけ出すことがないのでこの勉強会は意味あるものではないでしょうか。
  • 家族がALSまたは難病を発症したとき、本当に想像もつかないほどの悲しみと大変さがあることを知りましたが、その中でも病気を受け入れ、家族と介護者が助け合いながら絆を強める事で、ご本人が穏やかに生活できていることを知りました。ありがとうございました。