平成27年2月19日 定例勉強会リポート

認知症-正しい理解と介護の仕方

場所:南中山市民センター 第一会議室

講師:社会福祉法人 東北福祉会せんだんの館 高齢福祉部部長 佐藤和仁 氏

定期的に行っている認知症に関する勉強会でした。認知症の方の思いや考えを推し量るのはなかなか難しいことですが、すこしでも理解を深めて寄り添う介護に役立てればと思います。

参加者の声

  • 認知症の種類と症状の特徴をよく知ることができた。症状として、記憶障害・見当識障害・理解判断力の障害・実行機能障害・感情表現の変化などがあると知った。支援の際には、それとない手助けをして、本人の尊厳を傷つけるような言葉や対応は避けたい。認知症の方が安心して、緊張せずにコミュニケーションを取ることができるよう、話す言葉を肯定的なものに言いかえたり、表情や態度などでやさしさやあたたかさを感じる対応を行いたい。
  • 認知症の原因の病気を知り、その特徴を理解し、対応をしていけたらいいと思います。保たれている能力を活用し、本人のプライドを傷つけないようにしていくことも大切にしていきたいと思います。
  • 介護者・ヘルパーにとって 認知症は避けては通れない問題で、必ず直面すると思いますが、認知症を理解することが大切で、プラス行動・心理症状を支援していくことが重要なのではないでしょうか。「認知症」の人から「認知症の人」へ
  • サポーターがボランティアによって広がって活動している事や、今後認知症は増え続けてゆく可能性があることを知った。認知症の方が怒り出した時どのように対応できるかをよく考えておきたい。自分自身の人格を向上させないとケアできないことに気づきました。
  • どんな症状なのか、その人の事をよく理解して、人として基本的なことを忘れないようにしたいと思いました。それとなく手助けをして、成功体験につなげる支援を心がけたいと思いました。
  • 大切なことは、
    ・認知症について正しい理解を持つこと
    ・認知症の方、家族の気持ちを理解しようとする
    ・困っている人には声掛けをする
    ・学んだことを伝える活動
    ということが分かった。自信を無くすような言葉を避け、褒めて手助けしていきたいと思います。
  • 訪問したときの様子、ケア中など観察することが大切で、次につなげることもさらに必要だと思います。訪問中以外での生活の様子が分からないことが危険につながりやすいので、考えられる場面を想像し、自宅内を安全に過ごせるよう配慮できるようになりたいと思います。
  • 相手の気持ちを受け入れ、理解を示すサインを保つことがコミュニケーションを図る上で大切と知った。感情に働きかけることにより、リラックスでいる雰囲気を作り出し、少しでも安心できる環境づくりを心掛けたい。すべて人格が変化していくものと思っていたが、脳血管性認知症のように、人格が保たれる認知症もあると知った。自分が認知症になったら…ということをイメージすることで相手の抱える不安な気持ちを少しでも和らげられたらと思う。認知症の方のご家族のケアも忘れないようにしたい。
  • 認知症の方のサービスにはあまり入っていませんが、病気より、その人がどんな方なのか、どんな生活をしてきたのかに目を向けるという考えた方はすべての利用者様に通じると思いました。認知症の種類・特徴について再確認できました。
  • 基本的な姿勢として、利用者様と目線を合わせ、やさしいまなざしとしぐさで接する事、言葉づかい、口調にも注意を払う必要があると知った。また相手の行動の背景を探る努力が求められる。笑顔で接すること、用いる言葉をほんの少しの心配りによって利用者から信頼を得ていきたい。
  • 認知症の人の行動の特徴を分かっていれば、本人にとっては不自然な感情表現ではないので、認知症を理解することが大切である
  • 認知症の人への対応には、認知症に対する正しい知識なども確かに必要だが、どこまで気構える必要はないのだと感じた。認知症はだれでもなる可能性がある病気だという認識と、関わる人はさりげなく自然に接するのが一番の支援だということを忘れないようにしたい。