あいの実通信 コラム

NPOあいの実で毎月発行している「あいの実通信」に、震災後のヘルパー達の働きに関するコラムが掲載されました。震災に際してのヘルパーの献身的な働きに改めて感謝いたします。

◇ 東日本大震災 ?ヘルパーの大きな働き? ◇

一体、誰が想像出来たでしょうか。あんな悲惨な日が来る事を…

3月11日 金曜日 14時46分 東日本大震災!!

繰り返される強い余震、ライフラインの断絶、家族の安否確認もままならず皆が大きな不安に打ちのめされた最悪の状態。しかし…皆さんのヘルパー魂はすごかった!

ラジオにも、新聞にも、テレビでも取り上げられる事は無かったけれど…

…わたしたちは知っています。自分たちの車も流され、人工呼吸器の利用者さんの安全を確保し続けて、ボートでの救出につなげたその底力。

…わたしたちは知っています。夜明け前に起きて、片道2時間を徒歩でサービスに行き、その後すぐにまた30分歩いてサービスに向かった。それを聞いて驚く主介護者に「私たちは命を預かっているんです!」ときっぱり!その責任感の強さ。

…わたしたちは知っています。皆がガス欠で利用者さんの所へ行けないもどかしさに思わずタンクローリー車の前に立ちはだかり「このガソリンは何処へ行くんですか?!」と詰め寄ったその心意気!

…わたしたちは知っています。冷たい雨や雪にも負けず、放射能汚染にも負けず、自転車で駆け付けてケアや安否確認、給油情報の収集をし続けたその使命感。ケアに向かう為のガソリン給油の為に何時間も並び続けたその粘り強さ。給油出来なくて待機せざるを得ず「お役に立てなくて申し訳ありません。」というその謙遜さ。また、他の人の為に役に立ちたいという思い、それが叶えられるヘルパーという仕事は尊くて幸せな仕事だねと、微笑んで言えるさりげなさ。

そして、何と言っても全員無事で本当に良かった! そうです。自分の命と家族の安全を守る事は最優先です。震災はとても大変な経験だったけれど、同時に様々な教訓をわたしたちに残してくれました。その教訓をバネにこれからも心のこもったケアを続けていきましょう。