平成22年11月25日 定例勉強会リポート

平成22年11月25日 定例勉強会リポート

認知症を理解する

場所:仙台市青年文化センター 交流ホール

講師:東北福祉大学 せんだんホスピタル病院長 浅野弘毅 先生

<複数事業所連携事業>

仙台市青年文化センターにて

認知症の方と接する機会も多いヘルパーの仕事。お互いにストレスを抱えてしまうケースも少なくありません。認知症を正しく理解することによってより良いケアを行えることを学びました。浅野先生の印象に残るお話にも感謝いたします。

参加者の声

  • 浅野先生が最後に話された矛盾点について、私も同じように感じておりました。86歳の女性が病院で赤ちゃん扱いをされ、必死の思いで退院してこられましたが、沢山の心の痛手を受けられました。今徐々に回復しつつありますが、生きる希望を無くして投げやりになっておられます。各事業所が利用者様の為と言ってしてあげる事でも、もっと優しい配慮が必要だと思いました。
  • 資料も、浅野先生のお話もとても分かり易く参考になりました。認知症の診断が画像検査では判断しないという点が興味深かったです。参考となる2つの質問(生年月日、年齢)の意味もよく分かりました。出席出来て本当に良かったです。
  • 浅野先生ご自身の体験も交えて、とても楽しく講演を聞かせて頂きました。現在、利用者様の中で認知症の方はいらっしゃらないのですが、学生時代、実習でお会いした方を思い出しました。認知症の種類についても詳しく学ぶ事が出来、勉強になりました。浅野先生が話された「物盗られ妄想の犯人にされる人が、その人の世話を1番している人だ」というお話は、とても興味深かったです。
  • 現在、父が認知症の初期症状かも知れないと思う事が多々あり、出席しました。加齢に伴うものもあるのでしょうが、今後どのようになって行くのか、さらに理解を深めて行きたいと思いました。
  • とても分かり易く、ユーモラスにお話をして下さり有難うございました。認知症とアルツハイマーの違い等、また、様々な病気のお薬の飲み過ぎも病気を悪化させているという事をお聞きして驚きました。私の周りにも、認知症なのかうつ病なのか、少し気になる方がいるので、今回のお話を参考に、接して行きたいと思いました。
  • 高齢者というと認知症というイメージがあり、ほとんどの方が軽度の認知症にかかると間違った印象を持っていましたが、そうでは無いという事を知る事が出来ました。行動・心理症状については、介護環境が影響しているとの事でしたので、ゆとりを持った気持ちでその方の生活歴や性格に近付いてケアが出来ればと思いました。
  • 感情や情緒を大切にし、心のゆとりを持って頂けるようなケアを心掛けたいと思いました。
  • 浅野先生がユーモアを交えて、様々な体験を話して下さったので、個々のケースに慌てる事なく対応出来るよう備えられました。深くケアで関わりを持つ方ほど、疑われたりするという話しは介護する側にとって勲章なのだと伺いました。心を込めたケアを出来るよう思いに留めて行きたいです。
  • 浅野先生のお言葉で印象に残ったのは「自分が物忘れする事を忘れる→自覚が忘れる」でした。浅野先生のジョーク交じりのお話がとっても楽しかったです。特に、浅野先生の過去の事例を用いて分かり易く説明して下さったので、スムーズに頭に入ってきました。薬が認知症を酷くしている場合があり、薬は少ない方が良いというのも勉強になりました。もう一度機会があれば、浅野先生のご講義を聞きたいです。
  • 大変良かったです。特に、浅野先生の理論と経験を交えてのお話が興味深かったです。思わず今まで関わってきた利用者様の顔が思い出され、改めて再認識させられました。これからも理解を深めて参りたいと思いました。
  • ユーモアも交えて説明してくださる浅野先生

  • 専門医による講演を聞けて良かったです。認知症の事がよく分かりました。目からウロコ、面白かったです。特に、ケアの順位の1、2、3が興味深かったですし、認知症もどきについても考えさせられました。
  • 認知症の方との接し方について、講演の中に沢山盛り込まれており、とても具体的で楽しく学ぶ事が出来ました。認知症第2回を期待しています。
  • 資料もある為、とても助かります。家でもう一度見直したいと思います。認知症の方のお世話をしている為、その方の話しをよく聞き、コミュニケーションをとって行きたいと思います。
  • 夕暮れ症候群について学べて良かったです。私の知る方で、夕方から夜にかけて不穏になるので、その理由が分かりました。
  • 認知症にも様々な型があり、特性が違う事を詳しく知る事が出来ました。感情や感性はイキイキと残っており、介護者の言動はとても大切で、接し方次第で進行に関わる事を思うと、ケアの基本をしっかり心に留めようと思いました。「認知症の方から世界はどう見えているか」をよく想像力を働かせて接して行きたいと思います。私も嫁さんをしているので、義母から物盗られ犯人にされるようにと思いました。
  • 「認知症」は、種類分けによって対応の仕方が違ってくる事は知っていましたが、具体的に例や実例をあげて話して下さったので、イメージしやすく感じました。印象に残ったのは、高齢者に正常値というのは無いという言葉でした。そして、その方の生活歴と性格も関係してくるという事も印象に残りました。有難うございました。
  • 認知症は年齢と大いに関係があり、決して多くは無いが、30?40年間の間に既存していた身体的な要因も関係しているという事が理解出来ました。生活習慣病とも近いものだという点にも驚かされ、日常の身体のメンテナンスを若い時から行なってゆく事も大いに関わっていると思いました。サプリメントの使用も気を付けたいと思いました。有難うございました。
  • 85歳を過ぎた方の“正常値”についてのお話はとても納得でした。老化そのものが正常では無いので、『薬で“正常値”を目指そうというのは、どうなのだろう…』という一文に同感です。今の時代は、治らないものもあるという事実の受け入れを道理性のある治療が良いと思いました。
  • ユーモアたっぷりの講演で、最後まで飽きずに聞く事が出来ました。「生年月日と今の年齢との違いは、古い記憶と新しい記憶という点が違う」等も分かりやすくて良かったです。脳血管性認知症の家族がいるので、思い当たる事が多々ありました。ご本人の気持ちになって考えれば、入浴やトイレで拒否が多いのも“なるほど、納得”でした。