7月某日。6歳のリサちゃんとお母さんのミカさんがクリニックを受診しました。
リサちゃんは呼吸器を装着した医療的ケア児です。 ミカさんは、あいの実クリニック顧問・今井尚志先生から近況を尋ねられ、説明しました。
ー横浜で行われた視線入力のスポーツ大会『eye Motグランプリ2023』に、例年通りzoom参加したリサちゃんは、塗り絵部門の試合に出場。
ー対戦相手は横浜会場からの参加で、相手はMCと会場の声援を得ながらのゲームに。
ーリサちゃんは雰囲気に呑まれず大差で圧勝。
先生はミカさんとリサちゃんのチャレンジを褒めつつ、処方箋を出しました。
『毎年同じことをしては能力がダウンしてしまう。刺激を増やすことで可能性を広げることができる。潜在能力は無限大。そのためにも実際に会場に行くことを1年間の目標にするのはどうか』
『お母さん自身もリサちゃんの成長に合わせ社会と関わり、将来は復職も検討して人生プランを』
今井先生はリサちゃんの視線入力を見せてもらうことを希望しました。また、親子が声を上げるのをきっかけに、あいの実が数年以内にeye Motグランプリを仙台に誘致する計画も、提案しておられます。
あいの実クリニック・今井尚志先生と医療事務スタッフ
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