平成23年12月7日 定例勉強会リポート

ベッドから車椅子への移乗

場所:あいの実事務所

講師:松永製作所 小川様 プラッツ  阿部様

今年最後の勉強会となりました。今回は車椅子の使い方や機能、ベッドから車椅子の移乗を復習しました。ヘルパーの資格を取る際に必ず皆が学ぶ点ですが、更に理解を深めました。

激動の一年でしたが、無事に勉強会を終えることができました。来年も充実した勉強会を通して、あいの実ヘルパーの技術向上を目指していきます。

参加者の声

  • 車椅子、ベッド、エアマットがご利用者様や介護者のニーズに合わせてどんどん発達している事に驚きました。機能が増えると使いこなすのも大変だと思いますが、今自分が入らせて頂いているご利用者様の介護用品を上手に使えるようにしたいと思いました。情報を必要としている人にもお伝えしたいと思います。
  • 車椅子、ベッド、マットレス等の実際の商品を見せて頂きました。障害を持っておられる方々や世話をされる方々が、いかに使い易く世話がし易く、事故が起きないように出来るかよく考えられていましたので、とても感動致しました。学んだ事柄を記憶しておいて、実際に役立てて行きたいと思います。
  • 勉強会に出席したのは今回が初めてでしたが、大変勉強になりました。ベッドに寝ている状態の体の各部にかかる圧に、細やかな神経を使う必要がある事を学びました。
  • 医療器具の最新情報を知る事が出来て、良かったです。有難うございました。ヘルパーとしてしっかりとその機能に対応して行く必要性を自覚させて頂きました。現場での知識が仕事に反映して行けるなら、働きやすい環境になると思いました。
  • 車椅子の機能とメリットについて勉強する事が出来ました。車椅子の各部の名称と種類は、背折り畳み機構・エレベーティング機構・スイングアウト機構・肘掛跳ね上げ、着脱機構がある事を学びました。リクライニング機構・ティルティング機構について、対象者に合わせた機能を見せて頂きました。必ず車椅子の空気圧も確認すべきであり、安全面での配慮と、その対策として自転車の空気入れを使用すると良いという事を知る事が出来ました。今日は、至れり尽くせりのベッド機能を見せて頂きました。エアーベッドも改良に改良を重ねて、より良いものがある事を知る事が出来ました。大変勉強になりました。有難うございます。
  • 最新のエアマットやベッド(自動的に背抜きが出来る)等、メーカー側も利用する方の意見や感想を取り入れて形にしているのだと思いました。ヘルパー業務は形にする事は難しいのですが、情報を取り入れたり要望を伝えたりする事で、ご利用者様の生活安定の一端を担えたら良いと思いました。
  • 車椅子、ベッド、マットレスのお話をお聞きしました。どれも出たばかりの新商品で、使いやすそうな機能に感動しました。このような器具を使っておられる方を介助する機会がありましたら、良い機能を最大限に活用出来るように心掛けたいです。
  • 車椅子の便利な機能を有効に使う事によって、介助する側とされる側の両方の負担の軽減になり、安全性も高まる事がよく分かりました。車椅子の空気がきちんと入っていないとブレーキのかかりが悪く、安全な移乗が出来ないとの事でしたが、以前にそのような経験があったので、確かに注意しないといけないと思いました。ベッドをギャッジアップした時のズレは以前から気になっていたのですが、それを自動で解消してくれるベッドがありました。また、リモコン等の細かな点までご利用者様の側に立った設計がされており、メーカーさんの思いがよく伝わりました。優れた機能を持った介護用品も活かす為には、自分の技術も向上させる必要があると強く感じました。
  • 車椅子も介護ベッドもよく工夫されていて、吟味されていると感じました。ご利用者様が怪我や痛みを回避出来るように色々な機能がある事を知りました。特にプラッツさんのプレゼンは良かったです。「安心膝パッド」がいかに素晴らしいか、その気持ちがすごく伝わりました。
  • 車椅子を開く時には指を挟まないように、手のひらで押したり、前後を引っ張ると良いという事を学びました。スイングアウト機構は、車椅子をよりベッドに近付ける事が出来るのでより安全性が高いという事が分かりました。
  • 介助しやすい・されやすい機能が付いている福祉用具の種類の豊富さに驚きました。カタログを見るだけでも、利用される方の事をよく考えて作られているなぁと感じます。実際作動してみると、尚更そう感じました。しかし扱い方を間違えると、怪我に至り命に関わる事もありますので、正しい知識を身に着け、安全に使用出来るよう心掛けて行きたいと思います。
  • 車椅子も色々と研究されている事が、様々な種類を通して感じました。今までもとても古いタイプの車椅子を置いてある病院があり、使用したのですがご利用者様も少し大変そうでした。便利で使いやすい車椅子選びは大切だと思いました。ベッドは、普段見られない構造を見る事が出来ました。ベッドで過ごす時間が多い人にとって、ベッド選びは重要だと思います。リモコン一つでもとても工夫されている事が分かりました。マットで、背上げ自動内圧コントロール機能は床ズレ防止に良い商品だと感じました。気持ち良さそうでした。
  • 車椅子の機能とメリットについて、車椅子には多くの種類があり、様々な機能が付いているものもあり、ご利用者様と介護者側の使いやすい方を選ぶ事が出来る事が分かりました。車椅子のタイヤの空気が抜けているとブレーキがかかりにくくなるので注意する必要がある事を知りました。私がサービスに入っている利用者様の車椅子がよく空気が抜けているので、注意したいと思います。

接遇マニュアルの確認も合わせて行われました

?認知症について?

  • 認知症にも様々な種類がありますが、普通の物忘れでは無いように感じる場合、早めに病院に行く必要があると思いました。病院に行っても原因が分からないと言われる事も多いので、厄介な病気だと思います。
  • 認知症について、耳鳴り、性格の変化等、初期の段階で気付く事の大切さを学びました。認知症の方との接し方において、尊厳と自尊心を保てるように安心感を与える話し方や褒め言葉等、再確認する事が出来ました。
  • 認知症には様々な種類がある事や、愛と思いやりが大切である事を学びました。視線を合わせ、笑顔で接し、名前を使って呼び掛ける事や、昔の事を話して頂く事が出来ると知りました。接し方において、尊厳と自尊心と敬意が大切である事を学びました。
  • 認知症の種類により、症状が違う事を知りました。症状の違いを知る事により、慌てる事なく落ち着いて対応する事が出来、ご利用者様にも落ち着いて頂けると思いました。対処方法として、愛や思いやりを持って接し、どんな症状であっても一人の人間として尊厳と自尊心を傷付けないよう、又、無理強いする事なく辛抱強く待ち、否定する事なく受け入れてご本人の要望や願い、恐さを聞き行動してあげる事により、ヘルパーへの信頼が増し、少しでも症状を悪化させずにいられるのではないかと思いました。必要な知識を有難うございました。
  • 認知症の方は、安心感を与えてくれる言葉や褒め言葉を必要としており、昔の記憶はしっかり覚えていらっしゃるという事が分かりました。実際、ご利用者様と接した時に多々そういう場面に出くわす事があります。そのような時は、聞き役になり「なるほど、そうですか」等の声掛けを心掛けるようにしています。そして、首や顔の角度、表情も相手の立場に立って考える事も大切だと感じていましたので、これからも愛と思いやりのある接し方をして行きたいと思います。
  • 生年月日は言えても今日の日付が言えないという場合に認知の確認が出来るとの事でした。物忘れと認知の違いの判断にとても役立つと思いました。周辺症状には、幻覚・徘徊・過食・人格の変化・異食・暴力といった行為があり、中核症状には、記憶障害(朝ご飯を食べた事を忘れたり、繰り返し話す)・見当識障害(近所で迷子になったり、トイレの場所が分からなくなる)・記憶障害(考える事や手順が分からなくなる)・実行機能障害(理解・判断力の低下)がある事を学びました。ご本人が一番不安を感じていると思うので、ご家族や周りの人が温かく見守る介護が必要だと思いました。認知症の方は、愛や思いやりに対しては病気の最終段階に至るまで反応するとの事でしたので、尚更尊厳と自尊心を保てるように接する事が大切だと感じます。絶えず褒め言葉や安心感を与える言葉を掛け、尊厳・自尊心を保てるようにしたいと思います。また、穏やかな口調や表情で名前を用いて呼び掛け、昔の事を話す事によって、愛や思いやりを示せる事も学びました。
  • 認知症には、アルツハイマー型・脳血管性認知症・ピック症がある事を学びました。中核症状には、記憶障害(日時や食べた事を忘れたり、同じ事を何度も言う)と、実行機能障害(徘徊等)がある事を知りました。認知症になっても、愛や思いやりに対しては反応し続けるので相手の名前を呼んで親しみを込めた接し方をする事が大切だと学びました。安心感を与える言葉や褒め言葉を掛けたいと思います。